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第6回 シシングハースト・キャッスル・ガーデン(NT) Sissinghurst
Castle Garden |
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アクセス
Cranbrookから東北2マイル
Sissinghurst村から1マイル |
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イギリスで最もロマンチィックな庭園といえるシシングハースト・キャッスル・ガーデンを訪れた方は多いでしょう。
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16世紀エリザベス朝様式の赤レンガ造りの館、バラが覆うコテージ、ホワイトガーデン、巧みな色彩と自然風な植栽、全てがエレガントなのです。 |
しかしタワーから望む庭園の構造は、幾何学的で計算仕尽くされた設計なのに、神秘的な気分に浸れる不思議な庭園です。今回は5月下旬、初夏のシシングハーストを紹介します。
エリザベス一世も宿泊された格式のある館、タワーに上ると庭園の構造がよくわかります。ここは初夏のホワイトガーデン、古典的な雰囲気のデザインです。右端のイチイの長い生け垣も印象的です。中央のこんもりとした緑は ホワイトガーデンのシンボル、ランブラー ローズのRosa
‘mulliganii’です。見頃は7月上旬になるそうです。 |
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ホワイトガーデンの雰囲気が少しは伝わるでしょうか。白いルピナス、バラ、アイリス、銀葉のアルテミジア、エリンジュウムが隠れています。後ろのバラが咲いた姿を次の機会には是非見たいと思います。 |
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サウスコテジ、壁を覆うバラはRosa 'Mme Alfred Carriere'ハロルド夫妻がここを購入した当時(1930年)に植えられたものだそうです。コテジガーデンは、暖かい色の花が植えられ、そびえるイチイの株元には西洋オダマキとポピー、クロコスミア、パンジーが咲いて
います。 |
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タワー前には芝生の広場があります。この芝生はボーダー花壇で囲まれ,歴史を感じさせる赤レンガの塀が部屋を形作っています。5月下旬の塀には白いバラが咲き,バラが終わるとクレマチスがレンガを覆います。すこし寂しい紫のボーダーはアイリスとルピナス、西洋矢車草。暖色のボーダーは西洋オダマキが主役です。 |
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5月下旬はゲラニウムの美しい季節です。ゲラニュウムの群生を初めてみて、私はすっかり虜になってしまいました。ちなみに私はこの写真にはいません。
この季節、初夏といっても曇りの日にはセーターとコートが必要でした。バラが咲くにはまだ早く、春の趣が残るなかで、花はやさしく、健気に咲いています。
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