ハルディン
   
   
第8回  ケイべル・マナー Capel Manor
 
アクセス
A10を北上、ロンドンから10マイル Crews Hillへ左折
     
イギリスには社会人になってからも、勉強を続け資格を取得していく制度が充実しています。ガーデナーやガーデンデザイナーの教育を展開している施設も多く、ここもカレッジとして教育や研修をする一方、庭を公開して一般へのサービスも行っています。

ケイベル・マナーの特徴は、30エーカーの敷地内に、いろいろなタイプのモデルガーデンが作られ、ガーデンデザインを学ぶ人にとっては、たくさんのヒント、アイディアが得られるでしょう。

そこで見たモデルガーデンのほんの一部を紹介します。上の写真は近代的でイギリスらしくない庭ですね。芝生の代わりに砂利が敷かれ、乾燥に強い植物が植えられています。グラブルガーデンといいます。暑さや乾燥に強い庭は、イギリスでも暑く雨の少ない夏が多くなった異常気象対策のかもしれません。省力型の庭は今イギリスでは流行しているそうです。
 
 
フォーカルポイントに彫刻が効果的です。右側は少年像に向かって、アルケミラとアカンサスが少しオリエンタルな雰囲気もあります。
右はかわいい子供の像です。ラムズイヤーのシルバーと後ろの華やかなバラ、メルヘンの世界です。
     
  白のコスモス、紫のヘリオトロープ、ピンクは定かではありませんがペチュニアでしょう。パーゴラには大きなハンギングバスケットが欠けられています。
こんな公園があったら素敵ですね。でもイギリスの公園はこんなのがいっぱいあります。
 
  イギリス人のこだわりバラ園。バラとキンセンカとはおもしろい組み合わせですね。
   
  垣根作りの実習もあるのでしょうか
   
 
ヴィクトリア王朝時代に流行したカーペット・ベディングです。
セダムなど背の低い植物が使われます