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  コリウス
栄養系コリウスの管理方法

  はじめにおさえておくべき、2つのポイント!
    ・その1
栄養系コリウスは「温度」、「光線」、「肥料」によって葉色が変化します。
一時的に葉色が悪くなってもあきらめないで、頑張って育てて下さい。秋には再びすばらしい色彩が楽しめます。

・その2
成長が早いです。
そのためハンギングや寄せ植えを比較的簡単に作ることができ、またピンチを繰り返せば思い通りの形に仕上げることもできます。丈夫で枯れにくい植物ですので、ガーデニングになかなか時間がとれない人でも手軽にコリウスガーデンを楽しめます。
 
     
  育てる環境
   
場所: 日当たりのよい所。
ただし真夏の強光線下に置かれた場合、葉色が変化したり、葉焼けを起こす場合もあります。このような場合は、様子を見ながら置き場所を半日陰に変えてみて下さい。直射日光にあたり葉色が悪くなってしまっても、秋口になれば再び鮮やかな葉色になります。
   
温度:

20〜30℃で元気に生育します。
最低温度が15℃以上の環境になれば戸外で育てることができます。冬越しさせる場合は室内へいれて、最低でも10℃以上で。

 
     
  植え付ける際、気をつけること
    ポイントは根鉢をくずさず植え付けることです。
栄養系コリウスは丈夫な植物なので、植え付けが特に難しいことはありませんが、植え付ける際は根鉢をくずさずにそのまま植えることをおすすめします。
根を傷めたり、切ったりすると、その後元気がなくなり、株が弱ってしまうものもあります。
購入したポット苗を植え付けるときだけでなく、大きくなった株をひと回り大きな鉢に植え替えたり、花壇に下ろす場合も同様に、根を傷めないように注意しましょう。
 
     
  用土
    排水性のよい土で育てましょう。
 
 
  肥料
    植え付けるときは、緩効性の肥料を少々入れましょう。植え付けた後、1ヶ月過ぎたら、薄い液肥を1〜2週間に1回かけるとよいでしょう。

栄養系コリウスは、肥料分の過不足によって一時的に葉色の発色がかわることもあります。

スタンダード仕立てやツリー仕立てを作る場合は、生育期には肥料を少し多くするといいです。
     
     
水やり
   
ポット苗を購入したばかりで株、植物体が小さいとき・・・
  用土が乾き始めたら、タップリと水やりをして下さい。
多すぎる水は生育を阻害しますので
、用土が十分に濡れている時は水やりを控えましょう。
   
株、植物体ともに大きくなったとき・・・
 

用土が乾き始めたら、タップリと水やりをして下さい。
大きな株になると水分をかなり必要としますので、用土の乾き具合をマメにチェックしましょう。しおれてしまった場合は、すぐに水やりをして下さい。

 
 
  切り戻し (ピンチ)
   
栄養系コリウスは、どの位置でピンチをしても大丈夫です。伸びた茎をピンチして形を整えることにより、思い通りに仕立てることができます。時には思い切って短めに切り戻しをしても問題ありません。

ピンチを繰り返すことで分枝が多くなり、こんもりと仕上げることができます。寄せ植えや混植する場合も伸びすぎた茎は好みの位置で早めにピンチしましょう。栄養系コリウスは成長が早いので、特に樹勢の強い品種だと、他の植物を覆ってしまうことがあります。

ハンギングバスケットに植えた場合も、2週間に1度位の割合でピンチして形を整えると、秋遅い時期まで良い状態で楽しめます。
栄養系コリウスの
ハンギングバスケット