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ヒューケラ
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ヒューケラ Q&A
 
自社農場でテスト、生産してきたこれまでの経験をもとに、ヒューケラの特徴、栽培ポイントについてわかりやすく解説します。
 
     
  ヒューケラは宿根草ですか?
    ヒューケラ、ヒューケレラ、ティアレラは、「常緑多年草」です。「宿根草」とは字のごとく地上部が枯れてしまっても根は宿っており、一定の時期を経た後再び花を付けるような植物と言われています。ヒューケラ類の植物は地上部が枯れてしまうと、植物自体が枯れることになり地面で根が宿るということはありません。
 
     
  「常緑多年草」ということは、何十年も生き続けられる植物なのでしょうか?
    いいえ。一年中楽しめる植物といってもヒューケラも生き物ですので、寿命というものがあります。やはり2〜3年経つと株自体に元気がなくなってくることがあるので、そのときは様子を見て新しい株に植え替えてあげましょう。
 
     
  冬越しはできますか?
   

できます。-15℃〜-20℃の耐寒性があるので、厳しい寒さや霜にあたり枯れてしまうということはありません。ヒューケラ類はいわゆる「常緑多年草」の植物です。寒い時期でも美しい葉色を楽しむことができます。

 
 

成長すると、どのくらい大きくなりますか?

   

品種や生育環境にもよりますが、基本的にポット苗植え付け後6ヶ月で20cm位、1年で30cm位の株張りになります。各品種の株の大きさはこちらのページ

 
     
  植え付け時の用土は?
  排水性のよい用土に緩効性の元肥を入れたものを用意しましょう。
 
 
  追肥は必要ですか?
    はい。元肥の入った用土に植え付けした後は、春と秋の生育期に追肥を施してください。市販の緩効性の肥料を施して特に問題ありません。
     
 
  ピンチは必要でしょうか?
    いいえ、ピンチは必要ありません。ポット苗から育てる際、管理をしっかり行っていけば株は自然に大きくなっていきます。
     
 
  水やりは毎日するのでしょうか?
    いいえ。用土の表面を見て、乾いているときにタップリかけるようにしてください。毎日行うことは、水遣りではなく、用土が乾いているかどうかを確認することです。水やりの際は、少量の水をこまめにかけるのではなく、「乾いたらタップリ」がポイントです。
     
 
  夏場の管理ポイントは何ですか?
    2つあります。

その1 ・・・ 半日陰〜日陰で管理する。
品種にも差はありますが、基本的にヒューケラ類は夏場の強い直射日光にあたると葉やけや傷みをおこしやすいです。暑い時期は、強い直射日光があたる場所を避け、シェードガーデン植物として楽しむのがおすすめです。

その2 ・・・ 多湿にならないようにする。
ヒューケラ類は多湿が苦手です。夏場の高温多湿の時期の水やりは、注意して控え目に行うようにしましょう。また長雨にあまりあたらないように注意しましょう。
     
 
  冬場の管理ポイントは何ですか?
    しっかりと冬の低温にあててあげましょう。ヒューケラは冬場の低温にあたることで、晩春に花を咲かせます。品種間の差もありますが、だいたい夜間温度が5℃以下になると、花芽が分化します。